【東京限定/行政書士解説】特定異性接客営業と特定衣服着用飲食店営業とは?許可・届出・禁止事項を徹底解説

東京都でJKを連想させる「特定異性接客営業」や「特定衣服着用飲食店営業」(いわゆるJKビジネス)を始めようとする方、また風営法・条例の許認可を検討中の方へ。これらの営業形態は非常に規制が厳しく、届出・ルール違反によるリスクが高いため、行政書士として解説します。

参考ページ:警視庁HP


■ 特定異性接客営業および特定衣服着用飲食店営業とは

✅ 法的な定義(東京都条例より)

  • 「特定異性接客営業」:店舗型/無店舗型を問わず、主に異性を対象に接客を提供する飲食・同伴業務。JKリフレやカフェ・散歩など。
  • 「特特定衣服着用飲食店営業」:飲食店(バー・喫茶店等)において、水着や下着など公安委員会規則で定められる「性的イメージを喚起させる衣服」を従業員が着用して接客を行う営業形態。

これらの営業は、風営法(風俗営業)とは別に、東京都独自の条例で厳しく規制されています。条例の目的は、青少年の健全育成及び性的な問題への予防です。


■ 規制の背景・目的

  • 東京都条例(平成29年 第30号)は、青少年(18歳未満)を業務に従事させることを禁止。
  • 青少年が接客に関わる、あるいは制服・性的な演出が「青少年を性的対象と連想させる」恐れがある場合に、厳しい規制をかける。
  • 性的な演出を通じて若者を性的消費の対象化する「JKビジネス」と呼ばれる商法への対策も目的となっている。

■ 営業形態ごとの届出・許可

① 特定異性接客営業

  • 店舗型:接客(異性の客と接触・同伴等)を行う店舗を構えるもの。住居地域や 敷地の周囲200mに保全対象施設がある地域は営業禁止区域に該当。
  • 無店舗型:派遣型で異性を客に接触させるサービス(受付所あり・なし)など。
  • 届出義務:営業開始の10日前までに、所在地を管轄する警察署(生活安全課)を経由して、東京都公安委員会へ「開始届出」が必要。

② 特定衣服着用飲食店営業

  • 従業員が水着・下着など特定衣服を着用して飲食店で接客する形態。
  • 同じく届出が必要で、営業所の設置・広告・衣服・室内構造などについて条例・規則に沿った運営を行わなければならない。

■ 禁止・制限事項(条例上)

  • 青少年(18歳未満)を接客業務に従事させてはいけない
  • 制服・衣服基準:条例・規則で定められた特定衣服(制服、水着、下着等)での営業であり、それ以外の衣服で“性的好奇心をそそる”演出を行うと規制対象に。
  • 中止命令:警察官は違反行為(無届け営業・青少年従事・広告違反など)に対し、中止命令を出す権限を有する。

■ 届出書類・必要資料

特定異性接客営業を始めるには、警視庁指定様式による届出が必要です。主な添付資料は以下

  • 店舗型の場合:営業所の平面図および周辺略図
  • 使用権原を示す書類(賃貸契約書、使用承諾書等)
  • 届出書には営業方法・従業員の衣服・広告計画などを記載する必要あり

■ 実務上の注意点・リスク

✅ 無届け営業のリスク

無届で営業を開始した場合、条例違反として指導・中止命令を受ける可能性があります。警察から業務停止を命じられるケースもあります。

✅ 従業員の年齢管理

18歳未満(青少年)は接客業務に従事させることができません。違反があれば重大な行政処分の対象となります。

✅ 広告の規制

名称・宣伝文言・使用衣服・キャッチコピーに、「青少年」「制服」「下着」「水着」などを連想させる表現を制限する規則があります。

✅ 衣服の管理

特定衣服(水着・下着等)を使用する場合、そのデザインや使用ルールは公安委員会規則で定められています。

✅ 虚偽届出・変更時の届出義務

届出内容に変更があった(営業所住所・衣服・広告など)場合は、10日以内に変更届を出さねばなりません。


■ 社会的・ビジネス面でのリスクと対策

  • ブランディングリスク:過度に性的な演出をすると、社会・行政の監視が強まる
  • コンプライアンス体制の構築:年齢確認・従業員教育・衣服規定を徹底
  • 警察との協議:店舗設計、広告、衣服プランは届出前に警察署と事前協議を行う
  • 法改正への備え:条例・公安委員会規則は改訂される可能性あり。最新情報を常にチェック

■ まとめ(行政書士からのアドバイス)

  1. 特定異性接客営業・特定衣服着用飲食店営業は東京都独自の条例規制対象
  2. 無届け営業や違反をすれば中止命令・行政処分のリスクが非常に高い
  3. 届出には店舗設計・広告・衣服政策の詳細計画が必要
  4. 18歳未満を接客に従事させることは法律で禁止
  5. 専門家(行政書士)に早めに相談し、届出準備を進めることが安全

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